人は誰しも、天命ともいうべき、魂の願いを持って生まれてきていると思っています。そして、もしも「これが天命だ」、と納得し腑に落ちた道を歩めたとしたら、それはきっと、それ以上ないくらい充実感に満ちた人生になっていくでしょう。
ただ、悲しいかな・・ほとんどの方が、自分の天命が何かわかっていません。少なくとも、意識的には。せっかく「これをやるぞ!」と決めて生まれてくるのに、です。いざ生まれてしまうと、覚えていないのです。全員が覚えていれば、迷いなくそれだけをやっていられるのに・・おかしいですよね。
でも、覚えていない、忘れてしまう、ということには、実は大きな意味があると思っています。なぜなら、覚えていないからこそ、思い出すためにあれこれ迷いながら挑戦してみたり、天命を生きていないことの息苦しさを知ることができます。図らずも魂の「想定外」を経験することで、学びが格段に加速し、経験値が広がり、その人生を通して魂が一回りも二回りも成長することができる。。もちろん、仮説ですが、私はきっと、そういうことなんじゃないかなぁと思っています。
一番大事なことだからこそ、一度忘れて、もがきながら思い出す。そのプロセスが、人をより成長させ、人生を豊かにしてくれるのだと思っています。
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