コーチとして、セッションを行う。そのために、様々なスキルはあるのですが、長年コーチをしていて、特に大事だなぁと思うこと・・それは、「腹」に意識を向けながら対話することです。
何のことやら・・って思われる方も多いと思います。私たちは通常、頭でものを考えていると思っていますが、実は、頭で処理する前に、どうやら「腹」とか、「内臓」で、様々な感覚を受け取っています。
誰かと話した時に、頭ではすっきりと理解しているにもかかわらず、なんだか胃が重たくなったり、きゅっと絞られた感じになったりすることってありますよね?
頭では分からない本当の相手の意図。それを私たちはきっと腹で受け取っています。だから、本当に相手にとっての真実を見つけていくために、コーチは腹で対話することがとても大事だと思っています。
相手が、本当に心の底からの真実を語っているとき。それは腹の底からなにか感動に近いような感覚がわきあがってきますし、実際に鳥肌がたったりします。
逆に、頭だけで何かを語っているとき、腹はあまり反応しないものです。
これは、コーチングだけでなくても、人とのかかわりの中で、とても役に立つ感覚だと思います。そして、この感覚を体得していくと、自分自身がとてもグラウンディングしていきます。自分軸を自分の中に感じやすくなるのです。
「腹」に意識をして人と関わる。。ぜひ、役立ててみてください。
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