いきなり、「あなたは何者ですか?」と聞かれても、「は?」となる人がほとんどだと思います。その問いに対して、いろんな答えがあるでしょう。「私は、社長です」「私は会社員です」「私は母親です」「私は学生です」・・・ただ、これはだいたいが、「役割」です。自分自身の身分であり、社会的な立場を表します。こういった役割は、ペルソナとも呼ばれますが、役割としての自分であり、自分自身の本質とは違います。
「あなたは何者か?」
人生ってその問いに答え続けていく中で、自分は○○する人である、という本当の自分を見つけていく旅なのかもしれません。そして、自分は○○する人である、という、自分が何者かをしっかりと握れてくると、人生はもっと軸がしっかりとして、揺るがない自分自身になっていきます。
ちなみに、私自身は、(人が魂の願いとつながりながら生きることを願い、助ける人)だと思っていますし、それは、いちコーチ、いちセラピスト、いち母親を超え、もっと本質の部分にあって自分のあり方を貫いているものです。そして、そんな私は、「あなたは何者か?」に対する答えを、一人ひとり、だれでもが必ず持っているものだと思っています。
その方が経営者であっても、母親であっても、その奥にある、もっと本質的な「何者か」。それを見つけていくことが、コーチングであるとも思っています。
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